ECUの故障コードは・・・
システムは薄すぎるとのこと
水温を上げるためにも2〜3000rpmをキープ、その時のO2センサー出力電圧もヒントになります。
リヤの電圧がリッチ寄りで固定、O2センサーの特性不良も考えられなくはない状態
O2センサーの特性不良がないか確認するためジャッキアップ
カプラー形状が違うのでO2センサーを外して前後で入れ替えます。
入れ替え後のライブデーター
リヤの電圧が下がったと思いきや、エアマスの吸入空気量が増えてます。
そこで今度はエアマスを洗浄、どのような変化が起きるでしょうか
おっ吸入空気量が下がった!
このまま少し様子を見ながら別の仕事もこなします。
するとさらに数値が下がってきました。
と思ったら今度は数値が上昇、安定しません。
さらに変化状況を確認すると、3.8g/sになってしまうことがあり、ラムダコントロール上限値である-10%を何度か超えてしまうことが確認できました。
これでエアマス不良確定、お客様にお見積もりをして交換させていただきます。
ここで一旦故障コードをクリア
エアマス交換後のライブデーター
ウォームアップ中にもかかわらず数値は低め
暖機後はこんな感じ、グラフ表示機能を使えばさらに分かりやすくなります。
キレイな波形が読み取れ、ラムダコントロールを上限値を超えることはありません。
暫く様子を見てみましたが、問題なく故障コードも検出されないので完成!
燃費も良くなっていることでしょう♪
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